事業内容
大成では、法令を遵守しバランスをはかりながら永続的に発展していくことを基本とし、一貫して馬肉の安定供給体制の確立に取り組んできました。
原料の国内ルート確立と共に、取り組みの第一歩としての海外での産地体制整備は、供給量と価格の安定を達成しました。
長年の試行錯誤からもたらされた品質づくりのノウハウは、日本人の口に合ったおいしさに結実しています。
また商品の開発に至っては、お客様にとって使いやすい定貫商品なども生まれています。私たちは今後も馬肉の専門メーカーとして、供給・品質・価格の安定を図り、どこにも真似のできない商品をお届けできるよう、産地づくりから研究開発に至る総合的な事業に取り組んでまいります。
産地づくり
独自ノウハウによる産地体制の確立
通常、馬肉はそれぞれパーツごとに仕入れを行っていますが、それではいろいろな肉質の馬が入ってしまい、当社が目指す最高の肉質の馬が供給できないと考え、輸入・国産とも、長年の経験から培った当社独自のノウハウによる肥育を施し、最高の品質に仕上げた馬を頭数買いしております。
輸入は安定した量と価格を維持するために、ペルシュロン・ペルジャン種系を中心に生後約7カ月から肥育を始め、21カ月~36カ月以内の馬(2~3才馬)のみを、カナダ・ポープリー社の専用工場ラインで衛生的に加工しております。
国産についても契約牧場である西部大成牧場(岐阜県)より仕入れ、本社新工場で衛生的に加工・製造しております。
研究開発
お客様と共に新たな可能性を拓く
馬肉・特殊肉メーカーとして、優れた原料と、それを活かした独自性のあるオリジナル商品の開発を進めています。
また、お客様が少し手を加えることで。個性化につながるような、使う人の側に立ったクッキングフリー商品の開発、さらに保管・製造から流通までのシステムづくりも、研究開発の領域です。
私たちは原料に対して絶対の責任を負いながら、使う方のニーズに依拠した発想から、新たな馬肉の可能性を拓いていきたいと考えます。
製造・品質管理
伝統の味を守り伝える
安全・安心への配慮から、商品は徹底した衛生管理、品質管理のもと、ロット毎に全量検査が行われ出荷されます。
HACCP(※)に対応した工場は、製造に関わるプロセスが仔細に記録される組織体制を確立。またトレーサビリティを見越し、生産履歴に関しても明確な生産体制を整えています。
※HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。
販売
おいしさを全国へ広げる
大成の馬肉は、外食チェーン店、お土産品店、専門店といった、私共の商品の価値を認めてくださる全国のお客様にお届けしております。また個人のお客様には、便利なインターネット販売が好評です。